【すうはく】

吸う、吐く。
吸う、吐く。

私たちは日常、
これを繰り返す。

呼吸は、
私たちが生きていることの
証〈あかし)。

呼吸により、
私たちは生きていくために
必要な酸素を取り込み、
不要な二酸化炭素を吐き出す。

酸素は無償で自然界より提供される。
酸素の供給は、植物たちがになってくれている。
まず、私たちは、植物たちに感謝すべし。

吸う、吐く。
吸う、吐く。

呼吸のリズム。

吸うは、受、受け取ること。

吐くは、発、発信すること。
与えること。

呼吸を、
自分と自然のキャッチボールと
とらえてみよう。

自分と地球でもよい。

私たちは、
吸うことで、
愛を受け取り、
生かされている。

愛を受け取ると、
自分の中に、
感謝の思いが生まれる。

その思いを、
吐くときに、
ありがとうの言葉とともに、
発信しよう。

毎瞬の呼吸のたびに、
ありがとうの思いを発信することは、
とてもパワフルな祈りにもなる。

地球に愛と感謝が広がる呼吸法。
実践すべし。

吸う、吐く。
吸う、吐く。
いのちのリズム。

私たちが吐いた
二酸化炭素。
これを使って、
植物は光合成をし、
酸素を作る。

つまり、
私たちは
二酸化炭素を植物に与え、
植物を生かす役割を
果たしている。

呼吸を通して、
動物と植物がつながり、
一切の生命が循環する。

ああ、なんと、
かくも偉大な呼吸よ!

呼吸を通して
一切の生命が
つながる姿を
感じるべし。

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