以前、アメリカ人と仕事をして感じたこと、を
書き留めていましたが。
アメリカ人と1年仕事して思うこと。 | Spice to daily life in America
ここ最近、違いを実感する出来事があったので
メモしておこうと思います。
とある課題があり、日米、それぞれに
色んな部署が関係している内容でした。
私の日本人同僚(私と同じく、日本から駐在している立場)は
あちこちの部署と個別に連絡をとりつつ
①まずは日本人メンバーで合意形成(アメリカの会社にいる日本人も含む)
②次にアメリカ人も含めて会議で合意
というステップを考えていました。
当然①は日本語で、②は英語での会議予定です。
それに対して私のアメリカ人ボスは
「全員一度にまとめて議論する場を設定すればいい」
という考えでした。
全員が英語に堪能であれば、そして
会議で自分を意見を堂々と言える人達ばかりであれば
それは可能なのかもしれません。
が・・・ 残念ながら、うちの会社は
基本的に超ドメスティック。
英語が話せる人も限られていますし
そんな会議を設定した所で
その場では、みんなきっとダンマリ。
後で日本語で意見・懸念・文句を言うだろうことが
容易に想像できる訳で。
このあたり
「会議の場でみんなで活発な議論をしよう」
vs
「事前に根回しをしておいて
会議では最終結論を出すだけにしよう」
の考え方の違いだな、と実感しました。
日本人だけであれば、根回し無く
会議の場で議論、でも成立する時もあると思いますが
ここに英語が絡んでくると
かなりハードルが高くなってしまいますね・・・