根回し文化。 | Spice to daily life in America

Spice to daily life in America

フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

以前、アメリカ人と仕事をして感じたこと、を

書き留めていましたが。

 

アメリカ人と1年仕事して思うこと。 | Spice to daily life in America

 

ここ最近、違いを実感する出来事があったので

メモしておこうと思います。

 

とある課題があり、日米、それぞれに

色んな部署が関係している内容でした。

 

私の日本人同僚(私と同じく、日本から駐在している立場)は

あちこちの部署と個別に連絡をとりつつ

①まずは日本人メンバーで合意形成(アメリカの会社にいる日本人も含む)

②次にアメリカ人も含めて会議で合意

というステップを考えていました。

当然①は日本語で、②は英語での会議予定です。

 

それに対して私のアメリカ人ボスは

「全員一度にまとめて議論する場を設定すればいい」

という考えでした。

 

全員が英語に堪能であれば、そして

会議で自分を意見を堂々と言える人達ばかりであれば

それは可能なのかもしれません。

が・・・ 残念ながら、うちの会社は

基本的に超ドメスティック。

 

英語が話せる人も限られていますし

そんな会議を設定した所で

その場では、みんなきっとダンマリ。

後で日本語で意見・懸念・文句を言うだろうことが

容易に想像できる訳で。

 

このあたり

「会議の場でみんなで活発な議論をしよう」

 vs

「事前に根回しをしておいて

 会議では最終結論を出すだけにしよう」

の考え方の違いだな、と実感しました。

 

 

日本人だけであれば、根回し無く

会議の場で議論、でも成立する時もあると思いますが

ここに英語が絡んでくると

かなりハードルが高くなってしまいますね・・・