急に入院&手術になった話② | Spice to daily life in America

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フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

前回の記事の続きです。

(記録記事なので、淡々と時系列に書いてますが

 私自身は、順調に回復中です!)



近所の救急外来に行き、転院した後に

そのまま入院することになり

あれよあれよと入院手続きが終わり、病室に来ました。

6人部屋でしたが、その時点では私1人だったのでラッキー✨


元々、近所の内科に徒歩で行った流れだったので

持ち物は、財布・スマホ・家の鍵・タオルハンカチと

薬用リップ・目薬、以上。

めっちゃ身軽、、、入院するには身軽すぎる爆笑


そこから頭をフル回転。

夫には、当然、病院の転院のくだりから

逐一、状況連絡していましたが、改めて連絡。

入院グッズを持ってきてもらうことにしました。


これがまぁ大変で、、、、


たいていのお宅は、家の中のものって

奥さんが管理されてることが多いと思いますが

我が家もそう。なので。


まず、持ってきて欲しいものを単純にリストアップしたあとで

それのある場所の説明とか、そのものの詳細説明(色とか形とか)を書いて

夫にお願いしました。


夫は夫で、かなり大変だったと思います。

長男の習い事の送り迎えの関係で、夕方18時半ごろ

子供たち2人を連れて帰り、ご飯を作り、食べさせてから

私の入院グッズを準備して、21時前に

タクシーで病院まで届けてくれました。

そのタイミングで、主治医が夫に、諸々説明。

手術や輸血などの同意書に夫もサインしてくれました。

(後で私も、同じ話を聞いてサインしました)


夫や子供たちには会えませんでしたが

看護士さんを介して、無事に荷物が手元にきました。


私自身は、点滴のおかげで、痛みもほとんどなく

熱も下がっていたので、わりと元気ながらも

急な展開に気持ちがついていっておらず

唖然茫然、、、、と言った感じ。


この、入院した当日夜の時点では

・手術は、症状的に大丈夫そうであれば

 祝日があけた火曜日以降にしましょう

・手術後、退院までは1週間程度

・腫瘍の形状のため、腹腔鏡手術は難しいので開腹手術になる

との話でした。


卵巣腫瘍、なんて、前日まで全く自分の中になかったワードなので

初期症状、とか、原因、とか、手術、とかを

ググって調べてみたりして。

腹腔鏡手術だとちょっとは楽そうだけど

確か、開腹って言われたから、私は違うなぁ、とか。


あとは、入院した次の日の日曜と、月曜祝日と

夫が仕事予定だったので、どうするんだ? とモヤモヤ。

迷った挙句、私の実家の母(関西在住)に連絡しました。

この時点で22時ぐらいだったかな。

母は、必要ならば明日からすぐ行くよ! と心強い言葉が貰えて安心。


夫は義父にサポート依頼しようとしてましたが

食事のことを考えると、私は、ちょっと義父には不安があったので

出来れば実母にお願いしたいと思っており、、、

そのことも含めて、夫に連絡。

あとは2人で直接やりとりしてもらう事に。



そうこうしているうちに、痛み止めが切れてきたので

ナースコールで、追加で痛み止めを依頼。

気づくと、お腹の腫れがさらに膨らんでる気が真顔


長い1日が終わり、慣れない病院のベッドで一晩眠りました。


◆10/9(日)

夜中、何度か目覚めたのち、朝6時頃に起床。

お腹の痛みと腫れは相変わらず。

熱は下がっていたかな?(この時は測ってないので不明)


7時ぐらいに、昨日診て下さった婦人科の先生が来て

痛みもあるようだし、腫れもひどいようなので

今日できれば手術しましょうか、と。


え? 連休明けって言ってなかった?

と思いつつも、私としては

手術が避けられないことならば

早い方が早く退院できるし、ありがたい、と思い

お願いします、と。


それなら、今から飲食無しで待っててください、

麻酔科の先生と相談しますね、とおっしゃっていて

総合病院とは言え休日だし、看護士さんとか

スタッフの方も含めて、調整の時間もかかるだろうと

勝手に思っていたら、手術9時半からできるので

9時半にオペ室に来てください、とのこと。


えぇぇーーー!!泣き笑い

ちょっと急な展開で気持ちが全然ついていかないんですけど泣き笑い泣き笑い


あれよあれよと言う間に時間になり、手術着に着替て

病棟の看護士さんに付き添われて手術室へ。


全身麻酔での開腹手術。

もちろん初めての体験でしたが

ビビってる間もなく、麻酔科の先生から話を聞き

書類にサインをして、オペ室へGO。


テレビで見たことのある手術室の光景が

目の前に広がっていて、現実のこととは思えない、、、

麻酔、注射で打たれるのかと思っていたら

点滴から入れるタイプだったようで

今から入れますねー、と言われたら

あっという間に意識を失ってました。

痛みが全くなかったのが幸い。


次に意識が戻ったのは手術後。

多分、2時間ぐらい経ってたのかな?

突然、ふと目が覚めたのですが

これがまあ、なんとも言えない『不愉快な目覚め』で。

そりゃそうですよね。。。


・鼻と口には酸素マスクついてる

・喉はイガイガ、唇からから

・手も足も動かない


ここまで一気に来たあと、ちょっと遅れて


・痛い、、、なんか分からんけど痛い!!!

 めっちゃズキズキするーーーナニコレ大泣き


先生が手術の説明をさっとして下さってましたが

全然、頭に入ってこず、理解出来ず。

ただ、無事に患部が取れて成功したってことだけ認識。

そのまま、ベットで部屋に運ばれました。


しばらくは絶対安静とのことで

飲食NG(うがいはOK)

体には色んな管がぶら下がった状態

点滴で痛み止めとその他何か(ポカリみたいな成分?)

足には血栓防止の弾圧靴下プラスマッサージ機みたいなの

という状態で過ごしました。


痛み止めが切れると、もう尋常じゃない痛みで

うんうん唸ってしまうレベル。

我慢しないでナースコールしてください、と言われてたので

痛くなるとナースコールして、痛み止めの点滴を入れてもらってましたが

効くまでのちょっとの間でも、うめき声が漏れてしまうほど。

同じ部屋に誰もいなくてホントによかったです。


痛みと戦いながら、点滴に助けられながら

何とか過ごしていたこの日の午後。


夫は仕事だったのですが、義父のサポートと

うちの母とのサポートをつなぎ合わせて

ちゃんと仕事できたようなのでよかった。

母が夕方ぐらいに家に来てくれたそうで

私としても少し安心しましたにっこり



夜も変わらず、うめきながら

点滴に頼りながら完全に寝たきり。

うつらうつら眠り、何度も看護士さんも来てくださり。

そんな感じで、夜を超して次の日を迎えました。

夜中も1回? 2回ぐらい痛み止め入れてもらったかな。

看護士さんには本当に感謝しかありません。。。


◆10/10(月):入院3日目・手術後1日目

痛みはもちろんまだあるものの、諸々落ち着いてきて

11時ごろに、トイレまで歩けるか試しましょうか、と看護士さん。

トイレまで自力で歩けるようであれば

尿の管を外せるので、やってみます! と挑戦。

直前に痛み止めを入れて、痛みの少ない状態で

トライした方がいいとのことで、そうさせて貰いました。


丸一日近く寝たきりだったので

少しふらつきはしたものの、無事トイレまで歩けた!

ここで、尿の管とは無事にサヨウナラ。

他の管も色々と取れて、お昼前には点滴だけになりました。


水分も食事もOKになり、早速お昼ご飯の時間。


重湯。

記憶にある限り初めて食べました(飲みました?)が

意外に、、、、美味しい(笑)

おかずも含めて、出された量の

3分の1くらい、食べられました。


午後は、トイレには自力で歩いて行き

飲み物も自力で同じフロアの自販機まで買いに行き。

点滴の棒にしがみつきながら、めっちゃゆっくりでしたが

ほんの少しづつ日常生活へ戻り始めました。

まぁ、まだ傷は痛くて痛み止め必須、ですけど。


夕飯は、重湯ではなくおかゆ。

おかずは普通食と同じようで

全体の半分ぐらい食べてギブアップ。


夜、痛み止めを飲んでから寝ましたが

久しぶりに、夜中に起きることなく

朝5時ぐらいまで通しで寝ることが出来ました。




長くなったので次の記事に続きます。

次でリアルタイムに追いつけるかな?