『世界から猫が消えたなら』川村元気 | Spice to daily life in America

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フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

通勤途中の読書記録。

川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)
郵便配達員として働く三十歳の僕。

ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。

そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。

絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。

その男は自分が悪魔だと言い

「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」

という奇妙な取引を持ちかけてきた。

僕は生きるために、消すことを決めた。

電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。

僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。


📕📘📕📘📕📘

 

2013年の本屋大賞ノミネート作品、なんですね。

すごく話題になっていたことは覚えていますが

何となく読む機会がないままで

図書館でふと目に飛び込んできたので

借りてくることにしました。

 

ストーリーについて

全く予備知識のないまま読み始めたのですが

ものすごく泣けてきて・・・ 困りました。


世界から消えていいものってなんだろう。

たくさんあるような気もするし

何1つないような気もする。

私が僕だったらどうするだろう。

 

1日1日のエピソードがどれも面白くて

そして最後には、涙が止まりませんでした。


電車の中で読んでいたのを

ちょっと後悔💦



話題になっていたのも納得、の作品でした。