通勤途中の読書記録。
川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』
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内容(「BOOK」データベースより)
郵便配達員として働く三十歳の僕。
ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。
そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。
絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。
その男は自分が悪魔だと言い
「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」
という奇妙な取引を持ちかけてきた。
僕は生きるために、消すことを決めた。
電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。
僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
📕📘📕📘📕📘
2013年の本屋大賞ノミネート作品、なんですね。
すごく話題になっていたことは覚えていますが
何となく読む機会がないままで
図書館でふと目に飛び込んできたので
借りてくることにしました。
ストーリーについて
全く予備知識のないまま読み始めたのですが
ものすごく泣けてきて・・・ 困りました。
世界から消えていいものってなんだろう。
たくさんあるような気もするし
何1つないような気もする。
私が僕だったらどうするだろう。
1日1日のエピソードがどれも面白くて
そして最後には、涙が止まりませんでした。
電車の中で読んでいたのを
ちょっと後悔💦
話題になっていたのも納得、の作品でした。