『十字架』重松清 | Spice to daily life in America

Spice to daily life in America

フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

読書記録です。

重松清さんの『十字架』




[内容]
いじめを苦に自殺したあいつの遺書には
僕の名前が書かれていた。
あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。
でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。
あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。
そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。
吉川英治文学賞受賞作。




図書館で何度か手に取りながらも
重たそうなテーマに怯んでしまい
本棚に戻す、ということを繰り返していたのですが
ついに読んでしまいました。


読んでしまう、と書いてしまいましたが
読むながら何度となく、読む手を止めてしまおうかと思いました。


もし自分がぼくだったら。
もし自分がさゆだったら。
もし自分がフジシュンだったら。
もし自分がぼくの親だったら。
もし自分がフジシュンの親だったら。

考え出すと止まらないし
次の展開を考えると、ページをめくるのが怖いし。



もし、、、については
正解のない問いだと思います。

私は、自分が大事にされて育って来たと思っているし
自分の家族も大事に思っているし
息子は、自分以上に大事に思ってる。

そういうことを忘れずにいれば
困難があっても乗り切れる、、、のかな。




ナイフと十字架。
長い目で見ると、十字架の方がツライですね。


出来ることならば
十字架を背負うことのない人生を送っていきたいし
息子にも、十字架の重みを知らないで生きて欲しいなと思います。

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前


色んなことにバタバタしていたら
あっという間の金曜日。

今週は、私も息子もちょっと体調が悪くて
仕事は片付かないわ、会社にも遅刻しまくるわ。。。。


とりあえず今日1日は、フルパワーで頑張るぞニコニコ