『闘う君の唄を』中山七里 | Spice to daily life in America

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フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

年末に読んだ本の記録です。

『闘う君の唄を』 中山七里さんの作品です。

闘う君の唄を/朝日新聞出版
¥価格不明
Amazon.co.jp

内容(「BOOK」データベースより)
新任幼稚園教諭として埼玉県秩父郡神室町の
「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は
モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け
自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。
当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり
周囲の信頼も得られていくのだが…。
健気なニューヒロイン、誕生。


舞台は幼稚園ですが、保育園にも通じるところ多く
現在、保育園に息子を通わせている私としては
非常に興味深い内容でした。

「良い先生」ってどんな先生なのか。
親が何を求めているかによって違いますよね。

テストで高得点をとることを重視している親にとっては
勉強を一番に考える先生が良い先生ですし
元気いっぱい、のびのび育つことを大事にしている親にとっては
凛先生のような先生が良い先生。
(私は後者の考え方です)

子供の教育って面白いけど難しいなぁ、と
思いながら読んでいたのですが
まさかまさかのどんでん返しで
さすが中山七里さん! って感じでした。

『さよならドビュッシー』を読んだ時にも思いましたが
ミステリーっぽくないのにミステリーなところが
中山さんの本の魅力の一つですね。

他の作品も、また読んでみようと思いますつながるうさぎ




ワインとハーゲンダッツをお供に読書。

至福の時ですカナヘイきらきら

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