2冊目の西加奈子さんです。
『円卓』
![]() | 円卓 (文春文庫) 508円 Amazon |
三つ子の姉をもつ琴子は、口が悪く偏屈な小学三年生。
周りの価値観とぶつかり、悩み考え成長する姿を
ユーモラスに温かく描く感動作。
琴子ちゃん、、、、かわいい! 面白い!!!
読みながら、ついつい心の中で
分かる、分かるよ~! とか
なるほど、そんな風に思うこともあるのね、とか
まるで親戚のおばちゃんになった気分で
琴子ちゃんに語りかけてしまいました。
まわりがどう思っていたか分かりませんが
私自身は、子ども時代の私のこと
結構めんどうくさいヤツだったと思うんですよね・・・・
ちょっと変わってる、というか。
だから、なのかは分かりませんが
琴子ちゃんの気持ちや悩みを、面白おかしく思いつつも
共感出来るところもたくさんあって。
電車で読みながら、笑いを我慢するのが大変でした。
西加奈子さん、ハマりそうな予感です。
-----
読書時間は通勤の電車の中だけなのですが
ついつい小説ばかり読んでしまっています。
学びになるような本も読みたいなと思いつつも
息抜き時間としては小説のほうがふさわしくて。
しばらくは、このスタイルでいいのかな。