『トキオ』東野圭吾 | Spice to daily life in America

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フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

東野圭吾さんの『トキオ』を読みました。

トキオ/東野 圭吾
¥1,944
Amazon.co.jp

内容(「BOOK」データベースより)
男は父親になっていく。「彼」との出会いによって。
1979年、浅草。時を超えた奇跡の物語。
俺は、あんたの息子なんだよ、宮本拓実さん。
未来から来たんだ。
あと何年かしたら、あんたも結婚して子供を作る。
その子にあんたはトキオという名前をつける。
その子は十七歳の時、ある事情で過去に戻る。
それが俺なんだよ。




東野圭吾さんの本は
今までに何冊も読んできましたが
ここまで感動して泣いたのは
この本が初めてです。

かなり長編でしたが
ストーリーに引き込まれて
最初から最後まで一気に読みとおしました。

父と息子、母と息子、男と女。
それぞれの人間関係に
感動出来るところがたくさんありました。

単に、人間関係だけが描かれているのではなく
推理的な要素も含まれていたため
より面白く、読み進めることが出来たように思います。


読み終わった感動を
文章でうまく表現することが出来ないのが
非常にもどかしいのですが
小説の中で、心に残ったフレーズを2つ
メモしておきます。


『生まれてきてよかったか』

自信を持って「よかった」と答えたいですね。
心の底からそう思ってるし、そう思える自分にしてくれた
両親をはじめ、周りの友人たちに感謝しています。


『明日だけが未来じゃない』

今の私にとっては
やっぱり、明日=未来 ですね・・・・
現時点では、トキオのような心境にはなれません。

ただ、もしトキオの立場だったら
こう思う気持ちも分かるな、と思いました。


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しかし、小説の感想を書くのって、難しいですね。
いつまでたっても、自分の気持ちを
うまく表現出来ないのですが
読書記録もかねてますので、練習がてら
これからも書きつづっていこうと思います。