もう、何冊目かになる重松清さん。
『流星ワゴン』を読んで以来
大好きな作家さんの一人です。
<内容紹介>
1981年。東京に対する憧れと怯えを抱えて上京した十八歳の僕。
いろんな場所で、いろんな人たちと出会い、時を過ごした。
でも、いつの間にか、会わなくなってしまった人たちがいる。
あれから二十数年が過ぎた。
彼らはいま、何をしているのだろう?
ちょっと寂しくて、とびきりひたむきな人たちとの
別れと出会いの物語。
年齢的に、時代背景がばっちり当てはまる、という
わけではないのですが、それでも
「あぁ、その感じ、分かるなぁ」
という

共感ポイントがたくさんありました。
私自身も、大学進学とともに
実家から離れて、一人で暮らしはじめて
たくさんの人と出会って、たくさんの経験をしてきました。
楽しい時間を一緒に過ごしたけれど
今はもう、どこで何をしているのか
分からない人たちもたくさんいます。
大学時代~今までの、色んな出来事を思い出して
あの人、今どうしてるんだろう? と
懐かしくて、ちょっぴり、甘酸っぱい気持ちになれる本でした。
懐かしくて、ちょっぴり、甘酸っぱい気持ちになれる本でした。
何となく、夏に読むのがおススメかもしれません

皆さま、体調には十分お気をつけて
どうぞ楽しい日曜日をお過ごしください
