『ブルーベリー』重松清 | Spice to daily life in America

Spice to daily life in America

フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

もう、何冊目かになる重松清さん。
『流星ワゴン』を読んで以来
大好きな作家さんの一人です。

<内容紹介>
1981年。東京に対する憧れと怯えを抱えて上京した十八歳の僕。
いろんな場所で、いろんな人たちと出会い、時を過ごした。
でも、いつの間にか、会わなくなってしまった人たちがいる。
あれから二十数年が過ぎた。
彼らはいま、何をしているのだろう?
ちょっと寂しくて、とびきりひたむきな人たちとの
別れと出会いの物語。



年齢的に、時代背景がばっちり当てはまる、という
わけではないのですが、それでも
「あぁ、その感じ、分かるなぁ」キラキラ3という
共感ポイントがたくさんありました。

私自身も、大学進学とともに
実家から離れて、一人で暮らしはじめて
たくさんの人と出会って、たくさんの経験をしてきました。

楽しい時間を一緒に過ごしたけれど
今はもう、どこで何をしているのか
分からない人たちもたくさんいます。

大学時代~今までの、色んな出来事を思い出して
あの人、今どうしてるんだろう? 
懐かしくて、ちょっぴり、
甘酸っぱい気持ちになれる本でした。

何となく、夏に読むのがおススメかもしれませんにゃ

※はじめての重松さん
 『流星ワゴン』の感想はコチラ

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しかし、暑い毎日が続いていますね汗

皆さま、体調には十分お気をつけて
どうぞ楽しい日曜日をお過ごしくださいハート