『「有名人になる」ということ』 勝間和代 | Spice to daily life in America

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フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

勝間和代さんの
『「有名人になる」ということ』
という本を読みました。

今までに読んだ勝間さんの本とは
だいぶテイストが違いますが、なかなか面白かったです。

この本には、勝間さんが
独立してはじめた金融のビジネスに敗れ
次に「有名人になる」ことに
ビジネスとして取り組まれた5年間に
経験された、有名人になることの
メリット・デメリットが書かれています。

<メリット>
・人脈のひろがりによるチャンスのひろがり

<デメリット>
・「衆人環視の中」で生きる
・見知らぬ人から批判され攻撃されることを
 「日常」と考えなければいけない

私自身は、少なくとも今のところは(?)
有名人になりたいとは思っていません笑

が、メリットの一つ
「人脈のひろがりによるチャンスのひろがり」
については、非常に魅力的だなぁと感じました。

例えば、私は福山雅治さんが好きなのですが
もし私が有名人で「福山さんに会いたい!」と言えば
もしかしたら、会えるかもしれないワケですよねきらきら!!

また、私が大好きなテレビ「世界・ふしぎ発見!」の
レポーターになれたりするかもしれないワケです。
(安直な例でゴメンナサイ)

ちなみに、有名になるノウハウは次の通りだそう。

<有名人になる5つのステップ>
ステップ1:
 自分の商品性を把握し、顧客やパートナー
 競争相手を特定する

ステップ2:
 自分がターゲットとする市場について
 セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングを行う

ステップ3:
 自分を売り込むためのサービスを開発し
 そのサービスの提供プロセスを管理する

ステップ4:
 自分がつくったサービスを普及させるための
 適切なチャンネルを見つける

ステップ5:
 自分のサービスに適切な価格をつけ、品質を保証する


これって、まさに「商品マーケティング」と同じですよね
売る対象が、モノなのか、自分なのか、が違うだけで・・・


勝間さんが「有名になる」という"手段"を通して
成し遂げたいと思われている"目的"にも
とても共感しました。

・環境・教育・男女共同参画などを中心とする
 さまざまな社会問題の解決に貢献したい

・多様性を進め、自分の後輩や子どもたちのために
 よりよい社会を残したい

・「勝間和代がいてよかった」と思ってもらいたい



今の私の人生プランに
「有名になって何かをやりたい」という計画はありませんがえへへ…
そういう計画がなくても、とても面白く読めた一冊でしたしゃきーん