「白い嘘」という英語 | Spice to daily life in America

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フルタイムで働くアラフォーワーママ。まさかの海外赴任が決まり、2023年4月からアメリカでのワーママ生活が始まりました。夫、息子たち(3歳と8歳)とのドタバタ4人暮らしです。

突然ですが、white lie という
英語表現ってご存知でしょうか?

white:白い
lie:嘘

直訳すると、白い嘘、です。

<使用例>
 I did not want to go out for a drink with my boss,  so I told a white lie.
 上司と飲みに行くのが嫌だったので、ちょっとした嘘をついた。
 (ひどい例文ですね・・・・・ゴメンナサイ笑

ということで、正解は
「たわいのないうそ・罪のないうそ」です。

基本的に、嘘というのは、良くないことであり、罪のあること。
しかし、相手を思う優しい気持ちや、誰も傷つけないための配慮。
そこから生まれた嘘であれば、仮に嘘であっても
罪のない嘘=white lie と言える。

と言ったイメージでしょうか?


この単語を聞いて、面白いなと思ったことが2つあります。

①日本語の「白」のイメージとの合致
 白、と言うと、無垢な・清潔な・けがれのない・清廉な
 といったイメージかと思います。
 「潔白」という単語もあるぐらいですし。

 優しい嘘・たわいのない嘘、であれば
 確かに「白い嘘」という表現は
 何となく、イメージ合いますよねキラキラ

②「真っ赤な嘘」という日本語
 嘘+色、と言われると、真っ先に思い出すこの表現。
 調べてみたところ、英語では、このような言い方はしないようです。

 単に「明白な」や「ずうずうしい」といった意味の
 形容詞と一緒に使うようであり
 (white以外の)色の形容詞を付けることは、ないようです。

 「嘘」の形容詞として、なぜ日本語では
 「真っ赤」という色を使うようになったのか?
 これについては、調べることが出来ませんでしたが
 いろいろ想像するだけでも、何だか楽しいですよねルンルン


色と言葉の関係を、日本語と英語
それぞれで調べて比較したら
ものすごく面白いんだろうなぁ!!! と思いましたニコ

この前書いた「青天の霹靂」の表現、も
その一部ですね(その時の記事はコチラ)

これ、学生の時に気がついていれば
卒論の研究テーマにちょうどよかったかもしれないのに・・・・
ちょっと遅すぎましたねorz

さて週の真ん中。
今日も頑張っていきましょう花