(その時の記事はコチラから)
もっと堀江さんの本を読んでみたくなりました。
ということで手に取った本 『判決前夜』
判決前夜 ‐堀江貴文の日本バージョンアップ論/堀江 貴文

¥1,260
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前書きの中で、次の通り述べられています。
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すべてを理解し、すべてを受け入れろと言っているわけではない。
僕の意見にすべて同意する必要もない。
そうではなく、議論の一環として
僕と議論しているつもりでこの本を読んでほしいのだ。
そして最後は、自分の頭で考えることだ。
そうやって自分自身の確固たる意見を持ちながら
これからの人生を歩んでほしいのだ。
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まさに、その通りの本でした。
書いてあることに、同意できる内容もありましたし
うーんそうかなぁ? と思う内容もありました。
この本で堀江さんは「議論のタネ」を示してくれているだけ。
そのタネを議論するためには
ちゃんと自分の頭で考える必要があるわけで
そうすることで、自分のこととして考えるようになる。
そうしてみんなが考えることで
よりよいアイディアが生まれてくる。
そんなことを思いました。
いろんな「タネ」がぎっしりつまった本でしたが
特に面白いなと思ったことを2つピックアップします。
①親の言うことは聞くな
親の常識は20年前の常識なので
たいてい間違っている
親の言うことを聞かないのと
親を大事にする・しないの議論は全く別物
これは非常に納得、でした。
そして私自身は、親を大事にする=親の言うことを聞く だと
ずっと勘違いし続けてきたような気がします。。
親が私を心配してかけてくれる言葉には
もちろん感謝はしますが、必ずしも従う必要はない。
感謝と服従は違う。
心に刻んでおこうと思います。
②無理して働く必要はない
ベーシックインカムだけ国が保障する
そうすれば、労働者は会社を選べる自由度が高まり
起業する余地も大きくなる
これは、私にはちょっと・・・でした。
私のような、ぐーたら人間からすると
「ベーシックインカムもらえるんだったら
毎日ぐーたらしてよう!」
と甘えてしまいそうなんんですが
そんな状況でも、働きたい人は働いてくれて
会社を作りたい人は起業してくれて
国としての生産性は上がるのかなぁ・・・?
と、生半可な知識しかなく
全く「議論」のレベルまでいく意見が出せず
もっと社会全般に対しての勉強が必要だなぁ、、、
と思いました。
納得したり、疑問に思ったり
反論したくなるけどうまく反論出来なかったり。。。
そんなことを繰り返しながら
「自分の頭で考える」練習になる
とてもいい本でした。