3月はじめに入院し、一週間病院の個室に隔離されていた母。


退院した日から高熱が出て調子が悪くなり 入院していた病院に再度駆けつけて 血液検査 尿検査 肺のCT等の検査をしてもらうが どこも悪いところはなく カロナールのみ処方されて帰ってきた。


その夜も苦しみを露わにしたので 慌てて近くの医師に往診に来てもらうも サチュレーションも98%もあり 熱も下がってきているし 異常は見当たらない。


私も自分の家に帰ることもできず そこからずっと実家に泊まることになった。





退院してから 母の介護が始まった。


母は 入院前まで自分で出来ていたことができなくなっていた。


10秒前に言ったことも忘れている。


先週は一週間自宅で様子を見ていたら 徐々に回復はしてきたが やはり以前のようにひとりで暮らすことは難しくなっている。


それでも今週の月曜日から久し振りにディサービスに行けるようになった。



朝ご飯を用意して 洗面を促し ディサービスのお迎えを見送り 洗濯や片付けをして 自分の家に昼前くらいに帰って来る。


それからお風呂に入ったりして夕方母がディサービスから帰って来る前に私も実家に戻る。


夕食を準備して(配食弁当と汁物等)食べてもらい お風呂に入ってもらい(ディサービスではお風呂に入らない為)就寝準備をして休んでもらう。


そして私も実家で寝る。




こんな思ってもいなかった生活になってしまった。


実家に泊まるなんて もう30年近くしていなかったように思う。


私にとっての実家の暮らしはとにかく不便だ。




仕事も長らく休んでいるが 来週くらいから朝にヘルパーさんに入ってもらい ディサービスの見送りをお願いしているので 早朝に実家を出れば仕事場にいくことが出来そうだ。


ショートステイも入れていこうと思っている。


救いは ディサービスに行くようになって 体の不調をあまり言わなくなったこと。



施設も考えて 一応1箇所だけは申し込みもした。


今後どうなるかは まだわからない。


そして要介護1の母は直ぐに限度額を超えてしまいそうなので 要介護の区分変更申請もした。


訪問介護、訪問看護、ショートステイ、それぞれ面談申込みが必要で 実家に来てくれる日程調整もある。


ショートステイとなると母の持ち物 下着等の名前書き 黒い靴下には布を縫い付けて名前を書く。


結構面倒くさい作業だ。





私も最初は戸惑っていたが 今は自分自身が少しは覚悟を決められたようにも思える。


さてさて どうなることか。