今月初めに大腸ポリープの切除で入院し、退院後の受診で3センチ以上のポリープで、かなりのハイリスクではあったらしいが癌は免れ、前がん病変の腺腫であると伝えられた。

1年後に内視鏡検査をしますとも言われた。


何とかギリギリセーフということか!


あ〜これで抗ガン剤はしなくて良い、と思うととても安堵した。


12年前に抗ガン剤治療をした時に、カツラをいくつか買っていた。

再び使うことになるかも、とゴソゴソと出してみたりしていたが、無用となり本当に嬉しい。


仏前に手を合わせてお礼を言う。





最初、便潜血から総合病院を受診したのだが、その時に大腸内視鏡検査の他に胃の内視鏡検査もやりましょうということでお願いした。


胃の中はキレイでピロリ菌もいませんよ、とのことだったが、実はその検査のひと月前位に市のオプション検査で血液検査で分かるピロリ菌の有無を調べてもらっていた。


その結果が胃の内視鏡検査後に郵送されてきたのだが、なんと、胃の中はキレイでピロリ菌はいませんよ〜と医師から聞いていたのとは反して、陽性反応が出ていた。


その後、再度総合病院で血液検査をしてもらったら、やはり陽性反応が出て、昨日からピロリ菌除去の薬を1週間飲むことになっている。


この薬を1週間飲むだけで、80%の確率でピロリ菌が除去できるらしい。


そもそもピロリ菌て、幼少の5歳位までに井戸水とかを飲んでいることに起因するらしいから60年近くこの菌と共に生きていたことになる。


今まで、たまに胃の中がただれたりすることはあったが特別酷くもならずきた。


今更除去?とも思うが、医師から飲んだほうが良いと言われ、たった1週間のことでもあるし服薬している。

特別な副作用も今の所無いので、このまま無事に飲み終えられますように。





スーパーに買い物に行くと、たまたま特大サイズのエビが半額で売っていた。


子供が家にいた頃は、子供の為に手作りの揚げたてのエビフライを時々夕食に出していた。


エビフライの揚げたては本当に美味しい。

エビが大きいほど、そのプリプリ感がなんとも言えない。



ひとり暮らしになり、10年以上になる。


食事作りなんて手抜きも手抜き。


そんな私が、初めて自分の為にエビフライを作った。


私が食べるだけのために、エビの筋をとり、塩を振り、小麦粉、溶き卵、パン粉に付けて揚げる。


仕上げはレモンをたっぷりかけてお醤油を垂らす。

思わず顔がほころびる。



煮物や炒め物はするが、なかなかフライ物は作れなかった。

それも、自分だけのために。


エビを3尾フライにしただけなのだが、とても前向きな気持ちになれた。


私は大丈夫。


理由もわからないが元気になれた気がする。