全国旅行支援で予約していた彦根キャッスルホテルにまたまた宿泊。
午後3時にチェックインするやいなや目前にお城を見ながらの大浴場に入る。
少しぬるめのシルク風呂と熱めの風呂、それに岩盤ベンチの小ぢんまりした浴場だが、きれいに掃除されており、誰もいない一番風呂に彦根城を眺めながらひとりザバーンと入るのは極まりなく至福のひとときだ。
このホテルには何度かおひとり様で泊まりに訪れているのだが、湯船に浸かった瞬間、毎回「あ〜〜気持イイ〜、幸せだ〜」と声を出して言う。
で、今回ももれなく言った。
わざと言うわけではなくて、本当に気持ち良すぎて自然と声が出る、というのが正しいのかも。
風呂上がりで気持ち良いのに浮かれ、地域クーポン券で割引きもできるという、ボディマッサージをお願いした。そのままの流れで、人生初のフェイシャルエステなるものにも挑戦した。
昔、エステをするという友人の練習台でそれらしいことはしたことはあったが、本格エステは初めて、、、
あっ、40年近く前にエステをしたことがあったが、ほぼ記憶にないので、63歳にして初めての体験としとこ(笑)
めちゃ気持ちよかった、、けどデコルテケアもあり、肩が寒かった、、、どんだけオババやねん!
その後、お待ちかね大名御膳の夕食タイム。
このホテル独自のベルギービール(ベルギービールを日本人向けにより美味しくしてる。名前があったが私にはどーでもよい、美味しけりゃよい)を飲み、気分は至福の2乗となっていく。
ここの料理はひとつひとつがとても丁寧に作られていて、どれを食べても全て美味しい。
近江牛のしゃぶしゃぶ、ウマすぎだわ。
この後もラウンジなんかでライトアップの彦根城を楽しもうと思っていたのに、午前中仕事でバタバタとしていたこともあり、部屋に入ったらそれこそバタンキューで寝てしまった。
朝6時に再び大浴場へ。
一番風呂にザバーンと入った。
7時に朝食。
ここの名物である天茶(天麩羅のお茶漬け)もしっかり頂いた。
また来よう!
仕事を減らしたけど毎日ニコニコとはいかず暮らしている。
母の認定結果が以前と同じ要介護度1だった。
何故?
区分変更しようかとも思うが、期限が令和9年までだから、そうそう急ぐこともないか、、
日々低下しているのが、わかる母。
私がしていることを自分でしていると勘違いしている。掃除、洗濯、買い物、その他諸々。
負担が徐々に増えてきた。
仕事でも思うところは色々とある。
息子達夫婦の事も色々と聞いているのだが、それは自分でなんとでも解決してくれと願う。
先日、「精神〇」というドキュメンタリー映画をアマプラで観た。
その中で山本昌知先生が患者さんに言っていた
「毎日毎日大変だが、一週間に一度で良いから、感謝する日を作る。全てをゼロにしてひたすら感謝する日を作る。」
少し言葉は違うかもしれないが、このようなニュアンスを含む話をしていた。
なるほどな、と思う。
後編は認知症が進行する奥様との暮らしが描かれていた。
約20年ほど前には、とてもきれいで賢そうな奥様だった。
こんなに人って変わるのだと改めて驚いた。
また先生自身も80歳を過ぎ、当たり前のことではあるが、昔の映像から見られる若さ、元気が全く無くなり、年老いたありきたりの老人と化していた。
他人事ではない。
母のことを言う私だって日々老化を感じている。
10年後、20年後の私はどうなってるのか。
今を生きよう。
なるべく嫌なことを考えず、小さな楽しみを増やしていこう。
楽しみは向こうからはほぼ来ないと知っている。
面倒でも自分で探していかないと。
そんなふうに思いながら生きていこう。




