土曜日に母を連れてスーパーに行くと、大量の洗いらっきょうとらっきょう漬け用の甘酢が売っていた。

一人暮らしで1kgは多いけど、国産らっきょうの表示につられて購入。

母も私につられて購入。

って、お母さん、全部食べられる?と突っ込みを入れたくなったが、飲み込んだ。


私は小学校に入る前の小さい頃から、らっきょう漬けや鮒寿しが大好きな変な味覚の子供だった。

今でも大好きで、よく出来上がりを買っていたが、自分で漬けるのは初めてかもしれない。

こんなひとり暮らしになってから、らっきょう漬けが初めて、なんて笑える。

漬けるのは、至って簡単。

瓶に入れて鷹の爪を入れただけ。


今日で3日目。

鷹の爪を割って入れたので液が少し赤くなっている。

味もどうだかわからない。

でも、私が食べるのだから、少々色が悪くても、味がもう一つでも構わない。


これから一年くらいかけて、このらっきょうを食べ尽くすぞ。




先日新聞の人生案内の回答欄に後を引く言葉があったので、備忘録として残したい。

本当に強い人について、老子のことばを回答者なりに意訳されている。

「どんなにつらい境遇にある時にも、落ちぶれても、自分を見失わず、他人を嫉妬せず、自分の境遇を嘆かず、腐らず、淡々と自然に生きている。そんな人が本当の強さを備えている。逆に言うなら、高みしか知らない人は実は弱いのだ。」

なるほどな。

しかし、

淡々と生きる、と言うことがいかに難しいことか。



だからこそ、余計に私の胸に響いた。



さぁ、今日はこれから遅出の仕事。

まずは、淡々と仕事をしよう。