実家へ

今年はミニ薔薇が一鉢しか咲かず、これがその一輪。

シンビジュームももうすぐ終わり。
花だけを少し摘んでガラスの器に生けてみた。

今日は快晴。
しかも、カラッとしていてとても気持ちよい１日だった。



毎週土曜日か日曜日のどちらかに母のいる実家に行くようにしている。


先日新聞に母が投稿した川柳が載っていた。
以前はもっと頻繁に載っていたのに、最近は滅多に見なくなったことを伝えると、最近はあまり俳句や川柳はつくっていないと言う。

一時は俳句の会にも入って、盛んにつくっていたが、上手い人には敵わず最近やる気も失せてきたのと、これから少しずつ家の中の片付けをしたいと言う。

ここ10年以上来る日も来る日も俳句作りに専念していた母だったので、辞書を見ながら、俳句の本を見ながら頑張っていた姿を見られなくなるのはちょっと寂しい。

でも、母の生き方は見習わないととも思う。


実家では、母がいつもお茶を出してくれ、四方山話をして帰ってくる。
帰りには何かしら持たせてくれる。

それでも、母は私が来るのを楽しみに待っていてくれる。

買い物とか母が行きたい場所がある時には車で出掛けるが、無いときはただ話だけをしてる。

こんな平和な実家通いが永遠に続いてくれたら…と思いながら帰りの車を走らせる。