お墓参り

天気も良いので朝から墓参りに行く。

これからの季節は月１のお参りでも、結構な草が生えている。

主人が、13年前にこのお墓を建てた。
義父の17回忌に向けて建てたのだったが、主人が翌年にはこの墓に入るなんて、建てた当時は夢にも思っていなかった。

正直言えばその頃は、私自身がもしもの時にはこの墓に入りたくはないなぁ、と思っていた。

義父も義母もそれなりに私に良くしてくれてはいたが、同居していた時にはものすごい葛藤の毎日だった。

毎日の拭き掃除から始まり、三度の食事の準備、休憩のおやつの準備(自営だったので、おやつの時間が毎日あって、義弟を含む5人分を用意しなければならなかった。)

お昼ご飯は簡単に、卵かけご飯やお茶漬けで済ませたいと何度も思っていた。

こちらに家を建ててからは、その夢？はいとも容易く実現したが…

今じゃ何もしなすぎて、料理の仕方も忘れつつある位酷いので、何とかしないとアカンと日々感じている😞💦





いくら良くしてもらっていても、所詮は嫁であったのだ。


だから、死んでまた、義父や義母と一緒の墓に入るのには大きな抵抗があった。



しかし、主人が亡くなり毎月(ほぼ💦)、掃除をしてお花を飾って線香をあげてお参りするうちに、私もこの中に入れてもらおうかな、と思えるようになった。



義父や義母はともかく、主人が待っていてくれる気がしてきたから。

私はまだまだ生きる気満々だけど、いつかヨボヨボになってお墓に入ったら、54才の主人が笑いながら「えらいヨボヨボの婆さんになったなぁ。」といいながらも、「ずっと待ってたで。」と優しく言ってくれるような気がしてきたから。