今日は、母の四姉妹が集まり、伽羅という店で近江牛のすき焼きランチを平らげ、その後家に寄ってもらい思う存分話をしてもらう一日となった。

東京に住む三女の伯母88才が娘である従姉に連れられてこちらに来るということで、母をはじめとする他の三姉妹もこちらに集合。

長女と長男は既に他界しているので、95才の次女の伯母と、86才の母、83才の五女の叔母がやってきた。

喋るわ喋るわ~~😱

95才の伯母は流石に歩くことが不自由で杖は付いてはいたが、頭はスッキリお元気だ。
補聴器を付けていて、半分位しか話が理解できてないとは思うが、聞こえたときの反応が、サラリとしているところが素晴らしい❗

88才の東京の伯母も多少の衰えはあるものの、好き嫌いがハッキリしていて頼もしい位だ。


戦前、戦後の田舎は非常に貧しかった。
母達も早くに母親(私にすれば、おばあちゃん)を病気で亡くし、苦労に苦労を重ねてきた。

食べ物がない辛さ。
戦時中薬もなく妹が亡くなり、母親が亡くなり、哀しみに浸る時間もなく、今日と云う日を生き抜かなければならない辛さ。
そんな中、お寺の火事が燃え移り、家が全焼すると云う悲劇にも見舞われた。

結婚してからも、言うに言われぬ苦労をしてきた。

そんな時代を過ごして来たからか、母の姉妹は今、皆、よく食べ、よく喋り、よく笑う。

昔話は言うが、愚痴ることはない。

あ~~これぞ長生きの秘訣かも。
そんな風に思えた1日だった。