10月に入ったある日、次男から電話が掛かってくる。

いつもLINEの電話なのに珍しく携帯から掛かっている…なんだなんだ、と思いながら電話に出る。

電話の内容を割愛すると

車で物損事故をした相手が、ちょっと厄介な人で、保険で使える費用以外のものを請求してきて困ってる…てなお話し。

ったく~プンプンハッ

お母さんは、最近、ゴクゴク平穏に暮らしていると言うのに、、、

幾つになっても、私に助けを求めてくる。

こんな時、お父さんが生きててくれたら、と心底思ってしまう。

相手が厄介な人…アセアセ

言いなりになってはいけないが、下手に出て更なる言い掛かりを付けられても困る。

長引いても困る。

うーん、どうしたものか、、、

そこで、その道に詳しいであろう友人に電話をしてみた。

そしたら、友人は自分の旦那さんや、警察官の知り合い等に片っ端から聞いてくれて、何度も何度も電話で解決策を練ってくれた。
本当に親身になって考えてくれているのが痛いくらいにわかった。

嬉しかった。

数ヵ月に1度位の頻度でお茶する友人で、そこでは、いつもは彼女の悩みを聞くことが多い。

私はただ聞くだけで、こんなにも一生懸命に考えてあげていただろうか?

そのくらい私の電話の声に切迫感があったのだろうか???



結局、妥当なところで解決しそうな兆しになってきている。

次男には辟易したが、この件のお陰で、彼女の気持ちの熱さを知ることが出来た。

友人を大切にしなくっちゃ、と改めて思う。

この年になると、持つべきものは友、としみじみと思う。