2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1752ページ
ナイス数:81ナイス

プリズムプリズム感想
解離性同一性障害(多重人格)を持つ人とそれをとりまく人の話。幼少期の虐待との関連性に納得させられた。百田さんの作品の幅に毎回驚く。
読了日:7月28日 著者:百田尚樹
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)感想
イニシエーションとは通過礼儀という意味らしい。若い頃にこの愛は絶対だ!と思った経験がある。でも後になって振り返ると大人になるための恋愛だった。ラストの2行ですごくビックリしてまた読み返してしまう。仕掛けがすごい。
読了日:7月27日 著者:乾くるみ
麒麟の翼 (特別書き下ろし)麒麟の翼 (特別書き下ろし)感想
加賀恭一郎シリーズ。一つの過ちが、更に大きな過ちと悲しみを生む。コミュニケーションはやはり大事だ。キリン君が目覚める日がきっときますように。
読了日:7月26日 著者:東野圭吾
境遇境遇感想
施設で育ったという境遇で親友の絵本作家の陽子と新聞記者の晴美。ある日陽子の息子が誘拐される。最初、製本のミスかな?と思っていた栞が二つある理由が読み終えて分かる。
読了日:7月21日 著者:湊かなえ
望郷望郷感想
瀬戸内海に浮かぶ白網島という架空の島が舞台の6編からなる短編集。故郷というのは懐かしくもあり疎ましくもある。微妙な感情が折り重なった描写が数多くある。毒々しくなくすっきりとした読後感。
読了日:7月20日 著者:湊かなえ
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)感想
悪意のある編集はマスコミだけでなく、一般人もしていることなんだろうなと思う。物事は視点や人の感じ方によって記憶や過去がすり替わる可能性もあり得る。ネットやSNSなど今ならでは。映画も観てみたい。
読了日:7月6日 著者:湊かなえ

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