単なるお洒落ではない。

内実共に
磨き上げられた
伊達男なのだ。

多分
同じ絵画を見ても
私なんぞと
ぶうにゃんとでは
得るものが違うはず。

表現も
語彙の豊富さが
別格であるからして
段違いだろう。


ジャケットを選び
シャツ、ネクタイ
パンツ、チーフと
総て計算した上で
装着しているのだろう。


隙などというものは
見当たらない。


なんちゅう
ダンディズムなんだ。



その上
ピアノの名手と
きたもんだ。


もう
文句があるなら
言ってみて!
ってなもんだ。


コンサートにお邪魔する時
感謝の気持ちを込めて
小さなプレゼントを
用意する。

一度だけ
ポケットチーフを
考えたことがある。


でも
結局引っ込めた。


ダンディズムの権化
ぶうにゃんにあらせられる。

其処らのお洒落音痴が
イメージで選んだとて
到底お気に召すとは
思えない。


最近は
リハビリシューズを
お使いだが
右足の
エナメルシューズは
ピカピカに
磨かれ
光っている。


ダンディズムに
ポーズを決めて頂き
写真に撮ったのが
ぶうにゃんなのだ。


おーし
暑さに負けず
今日も頑張ろう。


若者やスポーツマンとは違う
全く清涼感の無い汗を
ダラダラと流す日は
いつまで続くのだろう。


我が御館様も
ダンディズムとは
対局で毎日を過ごしている。


せめて
シャツには
アイロンを充てているが
ダンディズムとは
程遠い。


ぶうにゃん
恐るべし……
なのだ。