清水の会場の壁。


音の響き方や
伝わり方についても
ピアノ同様
何の知識も持たない。


でも
音楽ホールの壁は
見れば見るほど
面白い。


総てではないだろうけど
同じ様に
言葉を広げる講堂は
割と平面なのではないか。


これは
響く事によって
音が広がり
余韻を深く残すのが
音楽で
話し言葉を
はっきり正しく
伝える為には
響かせる必要が
無いからではないかなと
なんとなく思う。

音楽は
ペダリングで
響きの調整をすると
本で読んだ。

和音があるのだから
相性の良い音と音が
あるだろう。
ならば
響いてきた音に
被るように聴こえても
もしかしたら
作者の意図も
あるかもしれない

…などと
天下御免の
ド素人は
勝手に想像しながら
音楽堂の壁を
ニマニマと眺めては
写真に収める。



まるで
カーテンみたいな
清水会場の
壁だった。

木は何だろう?


木目が細やかな
温かそうな木だった。
色からすると
檜みたいだけど
全くの当てずっぽうです。


出入りの大工さんは
何かというと
「このヒバは惚れ惚れする。
 日本家屋にぴったりだ」
と言っていた。


湿度の高い日本に
丁度いい材質らしい。
しかも柔らかくて
細工がしやすいと
言っていた。



次のコンサートは
難波の国。
今年の初めに
お邪魔した。


でも壁のお写真は
取りそこねた。

今度こそ!