この白魚のような

綺麗な手で

どんな駄菓子を召し上がったのだろう。

 

 

考えてみると

私がまだ子供だった頃

近所の駄菓子屋さんで売っていたものは

いかにも身体に悪そうなものが

多かった気がする。

 

 

色見も人工着色料ここにあり!

という

動物ビスケットや

とんがり帽子のコーンに

メレンゲを詰めて焼いたようなお菓子。

 

酢昆布はまだしも

酢だこなんて真っ赤赤だった。

今どきの酢だこさんタロウではない

 

今でもそう呼ぶのかどうか

解らないけど

ふわふわせんべいに

ソースを塗ったのを

好んで食べたりした。

 

 

そして

昔のお菓子屋さんでは

食パン一枚売りをしてくれて

そこにジャムや

ピーナッツバター

ホワイトバタークリーム

なんかを塗って売っていた。

 

 

ポテトチップスや塩せんべいは

量り売りだったっけ。

 

 

のらくろのフーセンガムや

グッピーラムネ

きな粉棒やひっぱり飴

 

 

ぶうにゃんも

もしかしたら

故郷の町にある

駄菓子屋さんに赴き

握りしめた小銭で

何を買えるか

楽しい悩みを抱えたのかな?

 

 

いまも

時々食べたくなる

駄菓子はあるのかな

 

 

 

私じゃあるまいし

無いか………




ひっつれいしました。