
鍵盤を
そっと撫でるように
ばっは翁を諳んじた?
温かい声で
昔話を聞くのもいいけど
優しいぶうにゃんのばっはは
睡眠導入どころではない。
夢か現か解らないくらい
即違う世界に誘われる。
ばっは翁も
こんな風に
優しく寄り添うように
弾いていたのかな
そもそも
プロフェッショナルの
コンサートピアニストが
神様の悪戯で
記憶が薄れた時
指や胸は
楽譜を暗譜したままなんだろうか。
一時記憶喪失になった経験をした方が
お箸を見た時
何に使う道具か解らない乍ら
とにかく
懐かしくて涙が流れた
…と、言っていた。
ピアニストは
記憶とは別の場所に
ピアノや楽譜を
内蔵しているのではなかろうか。
すごいなあ
AIなんか
比べるまでもない
充電切れたり
アクセス障害になっても
優雅に目を閉じて
綺麗な音楽を
響かせることが
できそうな気がする。
相変わらず
妄想の楽しみから
抜け出せないけど
妄想の中でも
凄いなあ〜
かっこいいなあ〜と
思ってる。
空っぽの頭しか持たない
能無し主婦の我が身ではあるけれど
それを
情けないと思う位には
成長した。
楽譜内蔵ピアノマン
カッコ良すぎる。