自然は時々
思いもよらない
美しい世界を作り出す。


私の田舎町でも
あの綺麗な
光のカーテンが
見えたのかなあ…


テレビを見ながら
思い出したのは
雪の八ヶ岳で
ぶうにゃんの演奏が
終わった時の
風景だった。


ぶうにゃんは
客席に座った私だけでなく
あの時の総ての物に
魔法をかけたのかと
思った。


ぶうにゃんのピアノの余韻は
音楽堂に残り続け
あの風景を
作り出したのかもしれない。



太陽エネルギーは
不思議で
とてつもなく
大きい。


海底の様子や
ジャングルの奥よりも
知らないことや
解らないことが
沢山ある。


そこで
おバカはふと思う。


私にとって
ぶうにゃんは
何に例えるのが
最も相応しいだろう。



夜空を照らす月


その月を彩る星々


沢山の命を生み出す海


色は無いのに
優しく頬を撫でる風


気紛れのように
降り方が変わる雨





どれもぶうにゃんが弾く
ピアノみたいだけど
ぶうにゃんは
太陽かな





無くてはならないから…