
神経質そうな
コンクールの時に比べると
頬の線が
優しく膨らんでいる。
冷たい空気が
少しだけ和らいで
コンサートツアーを
難なくこなせそうに見える。
タキシードには
必須条件の
エナメルの靴も
嫌味なく似合ってる。
こんなサイン付きの
ポスターも
グッズ販売していたのかな。
それとも
CDの購入特典か
雑誌の付録かなあ
ぶうにゃんは
つい うっかり
が、無いのかなあ
お衣装を変えても
襟元のピンバッジは
忘れることがないし
演奏中は外している
薬指の指輪も
きちんとノーブルに
はめている。
出掛ける度に
捜し物に
滝汗をかく私とは
雲泥の差がある。
そもそも
この人には
慌てふためく…
というのが
似合わない。
常に
平常心を保ち
眼の前のアクシデントにも
優雅に立ち向かいそうだ。
大笑いや大泣きは
想像できない。
これは
辣腕マネージャーの
奥様のお陰なのか。
カメラを向けられて
こんなトウポイントで
スラリと立ち
モナリザのポーズで
しなやかに構えるのは
ワタシ的に反則技だ。
好きにならずに
いられないではないか
…でふと思う。
サインも変化したのだろうか
私の為だけのサインは
望まないけど
新旧のサインを
並べてみたくはある。
ぶうにゃん
今
何処で
何してるのかなあ。