細めた目が
線になりそう…
 
 
私のツボである
向かって左側の上の前歯
がちらりと見える。
 
こんな人と美味しいお茶を頂くなら
ぶうにゃんが好きそうな
御殿場とらや工房がいいな。
 
 
青竹が浮世の穢れを忘れさせてくれる。
 
駐車場に車を置いて
流石に旧岸伸介邸という風情の
重厚な御門を潜り
自然味豊かな青竹に囲まれた道を進むと
風景によく似合った外観が見えてくる。
 
 
お茶とお菓子や
お汁粉、あんみつのセットを
時間をかけて頂くのですが
普段早口のあわてんぼうの私も
ついついのんびりお茶を含み
お菓子を楽しむ。
 
 
ぶうにゃんにぴったりだと
思うけど
土日祝日の混雑では
ぶうにゃも落ち着かないだろう。
 
 
ぶうにゃんは初めて日本に来たとき
銀座の賑わいを暫く眺めたと
言ってたけど
やっぱりぶうにゃんには
落ち着いた
静かな空間が似合う。
 
 
 
そして
哀しいことに
私には
そんな空間が似合わない。
 
 
住む世界が違うということを
イヤと言うほど感じる。
 
 
勿論ドイツにも
こじゃれたお店があるだろうけれど
なんとなく
ぶうにゃんが好きそうなお店を
いくつかリストアップしてみる。
 
 
全身全霊で演奏を終え
コンサートツアーを締めくくったら
足を運んでいただきたい。
 
 
そんなお店を
又探そう。
 
 
伝えることはできないけど
うっとり想像するのは
楽しい時間なのだ。