慣れっこではあるけれど
流石にびびった
八ヶ岳音楽堂のお席。


ただ
ぶうにゃんのピアノの音…というか
八ヶ岳音楽堂の音は
前から響いてくるのではなく
天井から降り注ぎ
宙を舞うので
とても良く聴こえた。


歩く姿
お辞儀する姿
腰掛ける動作
ピアノに向かう全身が
隈なく見えた。


良くわからないけど
天井から舞い落ちる時
左手の音と右手の音が
丁度良く混ざり合い
私の耳に届いたように
思えた。


会場の真ん中が
少し高くなって
ガラス張りになっている


あそこで
音がミキシングされて
会場全体に
降り注いでいるのかなあ?



改めてお写真を見ると
確かに
舞台からは
遠く離れたお席だったけど
普段片田舎に住んで
お江戸や
ライン川の畔にいる
美しきピアニストぶうにゃんに
思いを馳せている身とすれば
直ぐそこで
ピアノを弾いて聴かせてくださった。



あぁ
今年も良い1年だったと
総決算したい。



あれだけの苦難を
乗り越えたのだ。

完璧主義のぶうにゃんは
まだまだ道半ばだと
言うのかもしれない。


それでも
真に美しいと思えるピアノに
出会えた喜びに
心から感謝したいな。


CDも素敵だけど
生で聴くぶうにゃんのピアノは
終演が惜しくて
胸が痛くなるくらい。

美しくて
又機会に恵まれたら
是非参加したいと
思わせてくださった。


新年早々
しかも元旦のお昼に
天下の国営放送で
ぶうにゃんの番組が
放送される。

嬉しくて切ない。


私はもしも又
コンサートが開かれた時
チケットを入手できるだろうか。



美しいピアノに触れる喜びは
再度訪れてくれるだろうか。

心配が募る。



鬼よ
笑わば笑え

私は
来年も
ぶうにゃんの
生ピアノを聴きたい!