
思い起こせば
初めての八ヶ岳高原ロッジ…
勇んで足を踏み入れ
フロントで
滞りなくチェックインを終えた時
にこやかな笑顔のフロントマンは
さり気なく言った。
「お着替えはなさいますか?」
初夏とは言え
じっとしているだけで
じんわり汗ばむ気候だったので
通気の良い楽な服装だったのですが
言われてギクッとした。
やはりドレスコードがあったのか?
結局そのままの格好で末席を努め
目立たぬように行動したのだけれど
性懲りもなく
去年、二度目の八ヶ岳も
清潔ではあったものの
絵に描いたような平服だった。
今日もどうしようかと
思わなくもなかったが
新幹線での突撃?ではあるし
寒さ厳しい難波の国へ行くのだ。
やはり複数のカイロを貼り
年寄らしく無理はせず
パンツで行こうと決めた。
駿河の國はホームの寒さも
然程ではないが
ここ、難波は
夏は暑く
冬は雪に見舞われる。
さりとて荷物を多くしようものなら
都会の広い駅構内を闊歩できない。
とかなんとか
理由にならない理由をつけて
いつもの如く
気の張らない
きちんとアイロンをあてた
パンツで行くことにしたが
まさか
入り口でお出入り禁止には
ならないよね?
ぶうにゃん殿
貴公との逢瀬には
かくも悩み事が多く
えぇい
ままよ!
となるまでに
結構な時間を要します。
どうか どうか
素敵な演奏で
癒やしてください。
このお写真
素敵でしょう?
さあ、
今日も素敵かな?
では、新幹線にて
難波の国を目指します。