唇の形からすると 
「あ」か「え」だと思われる。


んが!
ドイツ語やロシア語に
斯様な発音があるかどうか
私は知らない。


眼差しは
右横、少し下方


コチラ側から眼鏡を見ると
なんとも度の強い
厚いレンズを
お使いではないかと
某、思いまする。


今夏
1型糖尿病の話題が
目に入り
耳に届いた。



成人近くなってから
突然発症した男性が
インスリンを打ちながら
自転車で日本一周に
チャレンジしたそうな。


発症したての時は
注射に加えて
食事制限もあり
生きる意味が見えなくなったと
はっきりお話していた。


北海道で未だ小学生の患者さんに会い
病気に逞しく立ち向かう姿に
大きな力を貰ったそうだ。



はて?
ぶうにゃんは
いつ頃発症したのだろう。


最近でないなら
奥様のご苦労は如何ばかりだろう。


次々にぶうにゃんを襲う
病気や怪我を受け止め
再び歩き出す後押しを
してくださった。

大変なバイタリティと
優しさだなあ。


義父もインスリンを打っていた。

脳梗塞で倒れてからは
食前のインスリンは
私の仕事になった。


怖かった。


あの消毒液のアルコール臭を
鼻に感じるだけで
涙が出そうになった。


ぶうにゃんも
ブドウ糖や甘いものを
持ち歩きながら
生活していたんだなあ。

ドキュメンタリー番組では
炭酸飲料を
御所望だった。


このお写真の頃は
既に発症していたんだろうか。


今は
総てを受け入れて
尚、幸せだと
思ってくださっているだろうか。


私なんぞが心配しても
何にもならないけど
今更ながら
穏やかな生活であるようにと
願ってやまない。




9日は大好きな
サントリーホールで
大好きなぶうにゃんの公演だった。


行きたかったなあ
…と思いながら
せっせと働いています。