目の保養…とは

こういうことかと

膝を叩きたくなる。



立てば芍薬

座れば牡丹

歩く姿は……



しかも

ぶうにゃんは

ピアノを弾く姿が

絶品なのである。



今でこそ

ペダルから足を離す時

静々と止事無く動くけど

一頃は

そりゃもうリズミカルに

遊ばしておられた。



大好きな左手の動きと共に

目を釘付けにした。




人は年を重ねる毎に

大きな変化を避けたくなるけど

病気や怪我は

待ってはくれない。


あんなに美しく

ピアノを弾く人を襲った

大事件には

変化を余儀なくされたけど

ぶうにゃんは

相変わらず

美しい艶姿で

ピアノを操っている。



そして

又聴きたい…と

思わせてくれる。



私がポンコツだから?


いやいや

やはりぶうにゃんは

類まれに見るピアニストなのだ。



そんなぶうにゃんの

コンサートが

いよいよ近づいた。



早足で冬がやって来たけど

お館様は車を出してくれそうだ。



ワクワクが止まらなくて

夜も寝ないで

お昼寝をしている。


一泊用のお鞄を出そう!




……して

何を言いたかったんだ?



ウン、

ぶうにゃんは

誠に麗しく

好きにならずに

いられない


…ってことです。


チャン♪チャン♫