男は背中で語る…

 

 

19歳と1ヶ月のぶうにゃんに

オトナの男性の素養が

あったかどうかは

知りませんが

『あぁ、疲れた』は

聞こえてきそう。

 

 

世界の同年代の男の子達は

新しい環境に飛び込み

新しい人間関係に

ワクワクしている頃。

 

 

音楽院の仲間は

目指す場所に向かって

一心不乱にピアノに対峙していたから

特別変わった生活ではないと

思っていたのかな。

 

 

体重がガクッと落ちたコンクール。

 

 

若者のこの背中に

疲労感や達成感があるのは

当然のこと。

 

 

今、就職活動に一旦ケジメをつけた

学生さんを見る。

 

 

本当に自由で

のびのびと青春を謳歌している。

 

 

ぶうにゃんには

もしかしたら無かった青春。

 

 

いやいや

 

この、達成感こそ

ぶうにゃんの青春だったか。

 

 

何れにしても

ぶうにゃんを形づくった

このコンクールは

脈々と繋がり

今後も元帥の美しい曲と

若い才能を世の中に広める

大きなきっかけに

なり続けるのだろう。

 

 

そんな

歴史を動かした1人になった

大きな背中

 

 

 

素敵じゃありませんか。

 

 

我がお館様の

疲労感を通り越した

疲れ切った背中を見つつ

おやつを頬張る至高の時間。

 

 

もう少し

長生きして

ぶうにゃんのピアノを

沢山聴きに行きたい。