西洋の方々の
お肌の白さは
透き通るような…
というか
青白いというのか…
我ら亜細亜人にも
色白な人はいるけど
やはりぶうにゃんを見ると
白さが別格ではないかと
思えて仕方がない。
色の白いは七難隠す
などと持て囃され
美人の第一条件が
肌の白さなのだ。
男子は
色浅黒く
筋骨隆々などと
聞いた気もするけど
ピアノの前に座するならば
そりゃあ
色白で
スラリと背が高い方が
私を含めた女子は
キュンキュンし放題だ。
いや
勿論好みの問題だから
このタイプはちょっと…
という方もおいでだろう。
でなきゃ
発売即完売チケットが
益々入手困難になり
覚束ない頭と指で
ポチポチスマホを弾く
ワタシなぞ
とてもじゃないが
ぶうにゃんのコンサートの
入場手形は手に入らない。
世の中の
スカート履いた女子が
熱く入れ込んだ
1985年辺りだったら
私は一度とて
ぶうにゃんの
御尊顔とお姿を
見ながら
麗しいピアノを聴くことは
出来なかったろう。
私は
壊滅的に籤運がない。
しかも
太っているから
身を動かすスピードは
緩慢だ。
加えて
オツムの回転数も
LPレコード並みだから
抽選も
早い者勝ちも
勝ち目は無い。
相変わらず
色白で
ハンサムピアニストの
ぶうにゃんの演奏を
今聴けるのは
誠に喜ばしく
有難い。
いよいよ
八ヶ岳まで
一月ほどになった。
気持ちも
膨らむけれど
ふっとい身体は
オイソレと
細くはならぬ。
お隣の方には
申し訳ないから
できれば
通路側がいいなあと
いつも思う。
色白ハンサムピアニストの
持って生まれた罪は深い。
