私の好きなお花。


オレンジ色が好きなこともある。



沢山のお花の中にあっても

私的には

薔薇より

チューリップより

カサブランカより

存在感がある。




これはコンクールの時の一瞬。



お客様は

花束ではなく

素敵だな…と思った演奏に

こうして一輪ずつ

舞台の上のピアニストに

賞賛をこめて

お花を渡すのかしら?



日本では一般的に

演奏後の舞台に駆け寄り

花束を客席から差し出す。



何かの雑誌で読んだ一文が

心に残っている。




ぶうにゃんの母国で

凱旋公演を果たした

通称「ホロ爺」



演奏後の光景が

印象的だったそうで

感極まった観客は

花束を手に

舞台の端に並び

そっと並べて席に戻ったそうだ。



お年を召したホロ爺が

腰を屈めず済むよう


それでも

積み上げられた

沢山の花束で

演奏の素晴らしさを讃えた

慎ましく

奥ゆかしい

花束だったそうだ。




素敵な演奏でした…


と伝えるなら

ガーベラのお花を一輪でも

手渡すことができなくても

ちゃんと伝わるのかもしれない。



さあ、

今年のコンサート



観客の、皆様は

どんな風に

感動や感謝を

ぶうにゃんに

つたえるのでしょうか?



思いが

真っ直ぐ

ぶうにゃんに

届きますように。