思わず

形の良い頭を

いいこ いいこ

と撫でてあげたくなる。



ドキュメンタリーを見ても

多分ぶうにゃんは

甘えん坊さんに

違いないと思う。



なんせ

お母様大好きっ子だったし

今は

奥様がいなければ

1日を問題なく過ごすことさえ

難しそうだ。



意志は強い人だ。

…多分。


でも

できるならば

背中を撫でながら



大丈夫

貴方ならできる



と言って欲しいんじゃないかな。




ぶうにゃんのユーモアを

にっこり笑って

受け止めて欲しいんじゃないかな。



レッスンは

自分自身で

自分をコントロールするしか

ないけれど

ぶうにゃんは

視界のどこかに

世界で一番の理解者である

奥様がいて欲しいんじゃないかな。




ぶうにゃんが

安心して

甘えられる

強くて優しい伴侶が

常に傍にいてくれるのは

何よりの

精神安定剤だろうな。




奥様

たまには

いいこ いいこ

なんてなさるのかしら。



今は

怪我から立ち直り

力強く歩き始めた

天才ぶうにゃん。



目指す場所も

目指すピアノも

明確になったから

甘い応援は

要らないかもしれないけど

このアングルを見ると

いいこ いいこ

したくなっちゃう。