ぶうにゃんのピアノの音を

漫画の吹き出しに書くとしたら



などと

全くもって

生産性も無く

建設的でも無く

意味さえないことを

薄ぼんやり考えながら

お気に入りを聴いていた。



突然閃いた。


私には

半濁音で聴こえていた。



タララララン

ではなく

パパパパパンと

聴こえていた。




パパパパパーン

ピッピッピ

プォーーーン

ペリペリペリリン

ポッポッポポーン




勿論

正解であるはずはない。



ただただ

スーパーミラクルミーハーで

絵にも描けないど素人の耳で

聴こえた音だ。



でも

五十音のどの仮名より

パやパンやポッが

馴染むのだ。



ぶうにゃんのピアノは

よく響く。



そして

比類無く

キレが良い。



最後の一音が

空気を震わせながら

空を舞う時間は長い



と真逆に

何の余韻も見当たらない程

一音 一音が

混じり合うことなく

鮮明に聴こえてくる。




世のピアニストの方々は

大方がそうかもしれない。



でも

私にとって

ぶうにゃんは

いつだって

特別なのだ。



この記事

実はあまり

好意的とは言えないのですが

沢山の人の耳があれば

沢山の感想と意見があるわけで

私のようなど素人が

反論したとて

「だって

 好きなんだもん」

という

全く理論的でないことしか

言えない。




移住後のぶうにゃんが

スピード感を捨てて

巨匠を目指したかどうかも

私には解らない。




それでも

ぶうにゃんの演奏は

毎日聴いても

飽きるということがない。

 



明日から

半濁音で

ピアノの音を

追いかけていこう。





協奏曲の終わりが近い。



パンパカパーン

高らかに口ずさもう。



ぶうにゃん

最高!!