当に遜色ない。



肩幅や背の高さだけではない。

並び立つ存在感が

二十歳そこそこの

ワカゾーのものではない。



胸の前で組んだ手。



余裕たっぷりの笑顔。



ネクタイが無くったって

キチンと感が漂う。




なんて 素敵。




いや

無敵なのかっ‼︎



教授とて

ぶうにゃん程に

元帥を弾きこなし

聴衆を魅了する力が

あるかどうかは解らない。



ただ

ぶうにゃんには

その力と存在感があった。




大国においては

ぶうにゃんのNOより

教授のNOの方が

絶対的な力があったろう。


でも

ピアノの前なら

渡り合える!

と言う自信があったのか。




この二人を見ていると

どうしても

将棋の藤井さんが浮かぶ。



ただ

将棋の師弟は

お互いが謙虚であり

お互いを認め合っているので

なんとなく微笑ましい。



振り返ってこちらは

名声だけでなく

様々な権力が見え隠れする。



同じような年だろうに

ぶうにゃんが身を置いていた

あのポジションは

キツかっただろうなあ。




今更ながら

そんなことを

考えてしまう

一枚でした。




あの頃のぶうにゃんを

今、懐かしく

微笑ましく

思い出す一時が

ありますように。



この時の

夢や希望が

叶ったでしょうか?



それとも

あの頃の大国の若者は

希望は野望と言われ

夢は叶わないものと

位置付けられていたのでしょうか。



大国の才能を持つ学生や

ひまわりの国の若者が

自由に

夢を語り

叶える努力ができる

明るい世界が

一日も早く訪れますように。