勢いよく立つ
ではなくて
真っ直ぐ
すっと立つの方。


ピアノの前では
いかにも
腰には宜しくない
猫背の時があるけど
坊っちゃんのぶうにゃん


こうして
自然にスラリと立つと
惚れ惚れしてしまう。


この
身の丈が十分に有り
手も長い人が
ゆったり着ることができる
ロングコートが
よくもあったものだと
そちらに感心してしまう。


後方に見える女性から察するに
西洋の秋冬かと
思うのですが
これと同時期に撮ったお写真は
皮に見えたのに
こうして見ると
やはり皮ではなさそう。


何でも、
よく似合うから
大した問題ではない。


この場合
ファッションは
ぶうにゃん 
なのだ。


今時は
これを以って
推し
というのだろうか。


別段
我がお館様に
秘密であれこれしてないし
誰憚ることもない。


確かに
頂くお金と
出ていくお金のバランスは
かなり崩れてきたけど
ぶうにゃんのコンサートには
行けそうだ。


この頃のぶうにゃんは
どうだったんだろう。


ニュースで
ひまわりの国の事を見る度に
大国の当たり前は
私のソレとは
同じ星の事とは
思えないほど
違うのだろうと思う。


この頃のぶうにゃんに
本当の民主主義を
耳打ちしたいけど
我が日出る国とて
総ての国民が自由ではない。


すっくと立つ
若いぶうにゃんは
何を見て
何を考えていたのだろう。



少しは我が身を憂いよ
と声がしそう。