この手を見ると
思い出す。
オルガン教室で
お手手は
生たまごを持つように
かる〜くまあるく
してみてね。
と言われた。
大体手のひらで
生たまごを持ったことは
勿論ないし
たまごは子供が
好き勝手に
触れるものではなかった。
解った風な
顔をしていたように
思うけど
実のところ
未だにわからない。
この
ぶうにゃんの右手は
生たまごが
すっぽり入りそう。
音符が
大渋滞している時は
指を伸ばして
鍵盤に最短距離で
到達できそうな
御手々になる。
うーん
どちらが好きかと
ちょびっと考えたけど
やっぱり
どの手も大好き。
結論
両親が
豊かではない生活の中
通わせてくれたオルガン教室は
演奏能力向上にはならなかったけど
小さな種は
クラッシックを素敵だと思う
小さな花を咲かせました。
