日本人で良かった。
桜吹雪の中に身を置くと
いつもそう思います。
はらはらと…
という形容詞に
一番良く似合う。
行ったことはないけど
ぶうにゃんが生まれた大国や
元帥が育ったワルシャワにも
ぶうにゃんが大好きなケルンにも
それぞれに
美しい瞬間と
美しい形容詞が
あるのだろう。
日本は四季が
はっきりしているから
本当に綺麗な言葉が多い。
ぶうにゃんが
日本で過ごす時間も
大分多くなったと思うけど
桜のように
一瞬とも思えるほど
短い時間で
通り過ぎてしまう景色があるのを
ご存知だろうか。
自然だけではなく
年度はじめのこの時期は
新社会人の皆さんの
目まぐるしく変わる姿も
風景の一つだ。
咲き始めた桜の下で
学舎を卒業して
満開の桜の中で
学生の殻を脱ぎ
桜吹雪の中
フレッシュマンとして
社会に飛び立つ。
ぶうにゃんには
無かっただろうな。
桜に見守られて
新しい環境に飛び込む感覚。
強者どもの夢の後
と言った風の
歩道を埋め尽くす
桜の花びらを見ながら
スタートダッシュの
四月だなあと思う。
ぶうにゃんは
桜がお好きですか?
満開の姿より
散り際の美しさに
胸を打たれるのは
日本人だけなんだろうか。
来年又会おうね。
薄桃色の綺麗な姿で
又会おうね。
桜吹雪と聴くと
大好きな大好きな、
ぶうにゃんが弾く
元帥の協奏曲一番第二楽章が
聴こえてきます。
元帥の協奏曲一番は
どの国の
どんな場所の
誰にでも
寄り添ってくれる。
第1楽章は
疾走感が溢れていて
フレッシュマンによく似合う。
あっ
私の大好きな
八ヶ岳音楽堂での
大大大好きな
ぶうにゃんコンサート
サクラサク
でした。
最初から宿泊費込みのつもりでしたが
あっという間に
スタンダードは満室に。
若干お高くなりましたが
夢を買うお値段としては
歳出可能なので
迷わずポチッ。
これも
ぶうにゃんマジックでしょうか。
