一度は行ってみたい…
できれば
ぶうにゃんの演奏が
聴きたい…
そう願っていた私に
楽園へ続く道が拓けた
去年の6月。
八ヶ岳の緑は爽やかで
朝晩は涼しいくらいだった。
鳥の鳴き声が
何処からともなく聞こえ
都会の喧騒は影を顰めていた。
あの!
あの!!
八ヶ岳で再び
ぶうにゃんが
ピアノに真剣勝負を挑む。
私の片思いは
休火山だっただけだから
マグマはエネルギーを
溜め込んでいる。
高い壁になるのは
小さなキャパ故の
チケット争奪戦だ。
八ヶ岳では
自然界の音が耳を優しく撫で
自然物は自然のままの姿で
たおやかに
風景に溶け込んでいる。
行きたいなあ。
勿論
ぶうにゃんのピアノを
聴きたいなあ。
ピアノを弾く
ぶうにゃんの後ろの景色は
すっかり秋の装いだろう。
八ヶ岳には
都会では見落としてしまう
素敵な景色や
香り
24色のクレヨンより
もっと繊細で
優しい色が
溢れている。
ぶうにゃんには
都会の方が
似合うように思うけど
研ぎ澄まされた感性は
自然の中でこそ
ご自分の求める物が
見えるのかもしれない。
あぁ
八ヶ岳
行きたいなあ。
決戦の時は
今日午前10時
皆のもの
出陣でござる。
いざや いざ。
