大国の音楽学校も
秋に入学する。
9月が学年始めだと
ぶうにゃんは同級生の中でも
お誕生日が早い方だろう。
翌年8月生まれの同級生とは
ほぼ一年違う。
ぶうにゃんが
ハイハイ期から
つかまり立ちをして
歩き始める頃
生まれた同級生と
同じ課題で
選抜試験を受けた…
という事になる。
著書に書いてある
入学生選抜試験は
ピアノど素人の私などからすると
ドヒャーという物だ。
名門私立小学校の試験もかくや
といったところだろうか。
可愛らしい幼稚園の年長さんが
お名前だけでなく
今聞いた曲を
スラスラと楽譜に書き写すなんて
…と思うが
ピアノの早期教育を受けていたら
可能なのかもしれない。
ピアノを操る方々は
やはり
特殊な能力を
お持ちなのだとしか
思えない。
ぶうにゃんの成長期が
いつ頃だったのかは
知る由もないけど
幼い頃から
体も心も
お友達よりも
早熟だったのかもしれない。
まあ、
大国の子供達は総じて
我が日出る国の子供達より
大人びていたのかもしれないし
音楽と共に
芸術全般や社会の動向も
早くから学ぶ機会があるのが
ピアニストかもしれない。
ぶうにゃんは
いつ頃から
グンと身長が伸びたのかな。
実年齢より
少しばかり年嵩だっただろう
小さなピアニストぶうにゃん。
今、
懐かしく思い出すのは
どの国の景色で
どの位の歳の頃だろうな。
今が一番幸せなら
素敵だな。
