年があけてから

なんだかんだと

バタバタしていたけど

ここへ来てやっと

なんとなく

時間に余裕ができてきた。


早3月も終わろうとしている。



断捨離をするでもなく

自己啓発も全くせずに

ぶうにゃんの著書を

開いた。



読む度に

恐ろしいと思う事がある。


ぶうにゃんにして

物凄い才能の持ち主と

言わしめた同級生が

徴兵され

窓から突き落とされて

非業の死を遂げたというお話。



未だ学生なんだから

二十歳そこそこか

もしかすると

高校生の年頃だったのか。



あろうことか

こんな恐ろしい事故を

後二件知っているという

ぶうにゃん。



今、

日本の社会や学校でも

精神的に追い詰められ

障害を持つに至る人が

増えている。



でも

ぶうにゃんの学生時代に

比べたら

ずっとずっと自由の風が

吹いているように

思える。



少し

運命の歯車が狂えば

ぶうにゃんが当事者に

なったかもしれない

大国の恐ろしさと

自由の無さに

身震いする。




人生は

不思議と偶然と必然が

折り重なって

拓かれてゆくのだけれど

授かった命を

全うする事なく

夭逝したお友達のことは

青い春を生きていたぶうにゃんに

暗い影を落としたかもしれない。



そう思うと

インタビュー記事の

シニカルなやり取りも

さもありなんかと

思ったりする。



大国は今も

大将の気まぐれで

若者の夢や希望が

萎えていくのだろうか。



なんだか

居た堪れないなあ。



この蒼い奇跡の星で

起こっているなんて

信じられない。




世界中の

奇跡を寄せ集めて

生を授かった

総ての自然物や生物が

幸せでありますように。



地球が

いつまでも

いつまでも

奇跡の美しい星のままで

ありますように。