熱狂的

過激な熱量



それを以てして

フィーバーと称する。



どうやら

この頃日本では

格子模様のお名前の

グループが

歌番組を席巻していたらしい。



どちらかと言えば

可愛らしい見た目の

7人組の男の子達。



ぶうにゃんに魅せられた

若い女性は

かの7人組にはなびかず

高貴にピアノを弾く

我らのぶうにゃんに

心を置いたんだけど

そう思うと

クラッシックホールには

そぐわない歓声も

響いただろうと思う。




ショパンを何曲か聴いただけの

相当な面食いの女性も

いたよね。

そりゃあそうだ。



私もそれに近いから

その頃のお写真は

違う国のようでもあるし

私の分身のようでもある。




コロナ禍で

芸術を表現する機会が減り

歌舞伎を始め

舞台や演奏の場は

ファンを離さないように

大変な苦労をなさっているようだ。




…となると

この時のぶうにゃんのような

彗星も

今、また

必要なのかもと思う。




娯楽が増えた昨今だ。

あんなフィーバーは

オイソレとはやって来ないけど

改めて

ぶうにゃんは

演奏も人気も

規格外だったんだなあと思う。




又いつか

クラッシック界を揺るがす

大きな波は来るのか?




ぶうにゃんって

凄い人だったんだね。




規格外か……

個性的であることは

芸術家には必須でありながら

認められ難く

認められるのは

時間が流れてから

という事が多々ある。



リモートだの

ソーシャルディスタンスだのと

人と関わる事を避けていたから

どうも綺羅星のような

頭ひとつ凡人から

抜き出たような存在が

埋もれてしまっていたのか。




ドラマや歌謡界では

空前のヒットもある。



クラッシック界にも

ぶうにゃんみたいな

引力絶大な人が

出てくるといいなあ。



私のNo.Oneは

変わらないと思うけど。