お友達と話していた。

 

最近の趣味は何か…

という話になり

 

生演奏のピアノが好きになった

 

 

と答えた。

 

 

嘘をついた。

 

好きなのは

ぶうにゃんだ。

 

 

他の人の演奏も

都合が合えば

行きたいと思う。

 

 

でも

ぶうにゃんの演奏なら

なんとか

少しくらいの無理なら

乗り越えて

聴きに行きたい。

 

 

好きなのは

ピアノ演奏じゃなくて

ぶうにゃんの演奏だと

答えながら

心で思っていた。

 


 

初めて聴いた

八ヶ岳のシューマンより

東京で聴いたシューマンの方が

より楽譜に

忠実だったのかもしれない。

 


アンコールのショパンは

本当に素敵だった。

 


でも

私史上初めて聴いた

ぶうにゃんのピアノが

本当に素敵だった。

 

 

お友達は

そんな趣味があったんだね

って言ってたけど

ぶうにゃんの画像を見せたら

「解る」

と言いそうな気がする。

 

 

小さな嘘だけど

ちょびっと呵責がある。

 

 

嘘だと思わず

秘密だということにしよう。

 

 

 

 

ところでこの間

釣りバカ日誌を見ていたら

スーさんが社長室で

大きな椅子から立ち上がった姿が

少しだけ

ぶうにゃんに似ている気がした。

 

 

 

恋の病だな。

 

 

でも何故お友達とお話ししたとき

生演奏が好きではなく

ぶうにゃんが好き

と言わなかったんだろう。

 

 

私のどこかにも

未だ恥ずかしい…が残っていたのかな。

 


ミーハーだから

恥ずかしかったのかな。

 

 

もう少しピアノの何たるかが

見えてきたら

ピアノの生演奏が好きだというのも

もう少し胸を張れるけど

なんだかやっぱり言いよどむ。

 

 

ゆっくりゆっくりファンになろう