独りよがりで

ぶうにゃんの演奏を聴く。



勿論

正解ではない事や

知らぬが仏も

山ほどある。




でも

気にしなーい。




このピアノは山葉製。


雑誌の出版日を見ると

1987年。


東京ならサントリーホールかな。



ぶうにゃんの宝石箱には

沢山の色の石があるようだ。



光っている石や

鈍く輝く石

軽やかに舞う石に

密やかに地を這う石。




少し前は

宝石箱の中の好きな石を

好きな時に

好きなだけ

取り出せた。



今は違う。



でも

ぶうにゃんの

音の宝石箱には

変わらず

沢山の綺麗な音の宝石が

並んでる。



その

綺麗な宝石に触れたくて

毎日CDや動画サイトの演奏を

聴いている。


ご当人が

昔とは違うと

どんなに言っても

私には

宝石箱の中の

選りすぐりの音にしか

聴こえない。



ぶうにゃんの

音の宝石箱は

今も

キラキラ眩しくて

一つ一つが

ぶうにゃんの思いを乗せて

舞台から客席に

舞い降りてくる。



だから

もう一度

宝石箱の宝石を見たくて

ツアーのお知らせを

待っている。



ダイアモンドは

カットして研磨してこそ

美しいかもしれないけど

ぶうにゃんの宝石は

原石のままが

一番美しい


…と信じてる。



待ち遠しいなあ。