いや
三度惚れか…。
コンクールから久方振りに聴いた
ぶうにゃんのピアノ。
きっかけははっきりしないけど
文明の利器で
たまたま検索した
ポロネーズが
ぶうにゃんだったと思う。
それが二度惚れの瞬間。
そして
三度惚れは
この本の瞳の色に
惹き込まれた時
訪れた。
日本では、見たことがない。
ブルーアイズでもない。
綺麗なグリーンに
悲しげなグレーが
混じっているような
美しい瞳の色だった。
あの
美しい瞳の色と
大好きな曲の演奏だけで
片思いの熱量が変わることなく
今日に至っている。
朝起きて
体重計に乗り
体重と共に
YouTubeでポロネーズの
再生回数を日記帳に書き込む事が
日課になった。
ぶうにゃんの何処が好きかと
聞かれたら
(だあれも聞いてなんかくれないけど)
何と答えようかと
ずっと考えている。
ピアノを操る左手
スラブの星のような瞳
何度見てもドキドキする
タキシード姿
姿勢の良い立ち姿
おっとりとした話し方
恥ずかしそうな笑顔
挙げればキリがなくて
一つに決められない。
でも
ドキンとした瞬間を
二つは覚えている。
コンクールの時の
国営放送番組を見た時と
綺麗な瞳に出会った時。
その内
ポロネーズを改めて聴いた時のことを
思い出そう。
三度惚れした瞬間は
2021年の5月か6月だった…なあ。
YouTubeで
ポロネーズを見たのが
3月か4月で
その後
オークションなるもので
初来日の雑誌を
譲って頂いた。
あの悲しげで
美しい瞳の色に
出会った瞬間だった。
正に
胸が高鳴った。
