浜松で
ひょくさんが弾いてくださった
ピアノ。


演奏も素晴らしかったけど
ピアノの姿も美しかった。


私は楽器にも
性別や性格があると
なんとなく信じている。

まあ、
大きくて低い音が出る楽器は
なんとなく男性みたいだと思う…
その程度なんだけど。


ただ
ピアノは、女性みたいだと
そう思えて仕方がない。


とにかく
ピアノにお輿入れ頂くのに
大変な気遣いが要るような気がする。


ピアノの為の防音対策した部屋
さもなくば部屋の一角。

湿度管理も必要だろうし
調律もしなければならない。

何より
弾いたように響く。

それ以上でもそれ以下でもなく
奏者の力量通りに
奏でる。

素直なようでいて
なかなか、一筋縄ではいかない。


常に
姿勢正しく佇み
美しい黒を纏っている。


その辺りの扱い方が
ぶうにゃんの持つ資質では無かろうか。


優しさと厳しさで
ピアノが持つ能力と魅力を
最大限に引き出してくれる。


人間の女性の扱い方は
どうか解らないけれど
ピアノの選別能力と同じく
御自分が必要とする女性がどうか
見抜く眼力をお持ちだったのだろう。




         NHK様より拝借しました。

穏やかで落ち着いたお顔の
素敵なぶうにゃんにしてくださった
素敵な奥様との出会いを
逃さず永遠の絆にしたんだね。


日本とドイツのお家にある
其々のピアノとも
劇的に出会い
手を取り合ったのかしら?


やっぱり
ピアノは
女性なんだと思うなあ。