NHK様より拝借しました,



心が千切れそうな

痛々しい番組だったけれど

若い若い頃の

奥様とのお写真や

二人でいる時の様子は

向日葵畑のように

キラキラしていて

ヒリヒリした胸の痛みが

和らいだ。



抑圧された故国で

監視されながら過ごした

青春時代。



あの大国では

男性も女性も

日本ほど自由を謳歌

出来なかったのではないかと  

思ってしまう。



大らかに恋をするのは

難しかったかもしれない

少年のようなぶうにゃんが

命懸けで故国を離れ

出会った奥様は

故国には居ないタイプの

方だったのかな?



ユーモアが溢れていて

知的で明るい

ぶうにゃんは

初めて見るような魅力が

眩しかったんだろうな。



昔のお写真の中の

奥様を

『ナカジマ』

と呼んだ時は

お名前じゃなくて

苗字で呼んでたの?

と思ったけど…。



そして

出会ってから

35年近く経ち

幾多の苦労を超えても

恋する瞳で

お互いを見つめ合う二人。



思い出すと

胸が痛むお話が多かったけど 

奥様と

普通の恋をするぶうにゃんが

清涼剤だった。



神様は

二人が出会った時

既に困難を用意しておられたの?


宿命があるから

二人は出会って

恋に落ちたんだろうか。



これからも

優しく微笑み合う

素敵なご夫婦で

いてくださいますように。



そして、

願わくば

次の公演では

安全に花束を受け取れるように

対策してほしい。


リハビリが進んでも

あのシューズを使う限り

バランスを取るのは

難しいと思う。



差し出されたお花を受け取る

若いぶうにゃんが

可愛らしかった。

演奏後に頂くお花は

一段と芳しい香りを放つのだろう。




梅干しと沢庵を

お箸で召し上がるぶうにゃんも

日本贔屓を感じさせてくれた。



充分過ぎる程過酷な人生だから

もう大きな試練に見舞われぬようにと

心から祈ります。



さあ、

明日からは又

何の生産性も無く

建設的でも無い

只のミーハー讃歌に

戻ります。


知ってしまった事を

知らない事には

できないけど

アッケラカンと

楽しい片思いをする生活が

私らしいから。